台東区神社巡り
銀杏岡八幡神社、浅草橋菅神社、第六天榊神社、鳥越神社、福寿神社、藏前神社、下谷神社、矢先稲荷神社
撮影日 2021/2/6
先日古地図を辿って周った荒川区の神社。その地図に出ていた鳥越神社を中心に今回は台東区を周ってみました。不忍池から忍川という川の下流にあった姫が池という池の畔に位置したと思われる神社。
JR総武線・浅草橋駅辺りから蔵前、上野の範囲です。
銀杏岡八幡神社
JR総武線・浅草橋駅で降り浅草橋菅神社に向かう途中、検索した地図で現れなかった神社を偶然見つけました。後から地図をクローズアップしてみるとようやく現れたのは、ここ銀杏岡八幡神社。
最近手水舎が使用中止しているところが多く、この龍も寂しそう。
かなり古い年代に見える狛犬。狛犬の奉納年代は分かりませんが、何と康平五年(1062年)の創祀との記載があります。
こちらの狛犬は、入り口鳥居の下に置かれているもの。こちらは新しいものと思われます。
ひょっとしたら、見逃しているところでした。お参り出来て良かった。
浅草橋須賀神社
予定では最初に訪れるはずだったのがここ、浅草橋須賀神社。御創建はこちらもものすごく古く、推古天皇九年(600年)だそうだ。1400年以上も前ということになる!
第六天榊(だいろくてんさかき)神社
神社庁のホームページによると、『景行天皇の御宇四十年(110)日本武尊が、勅命により東国の鎮定に下向の折この地に国土創成の祖神である皇祖二柱の神を鎮祭し、自ら奉持した白銅の宝鏡を納め国歌鎮護の神宮とした。(中略)明治六年榊神社と改称した。』とある。
とんでもなく昔から、この地に鎮座しずっと見守って下さっているんですね。
境内西側の鳥居。
狛犬は胸を前に張って筋肉質で全体が力強い感じ。
鳥越神社
今回の神社巡りでの一番の目的のひとつである、鳥越神社。孝徳天皇白雉二年(651年)創立と伝えられる、御鎮座なんと1370年という古社。
角がある狛犬。こちらも体はかなりの筋肉質。
凄く綺麗に整えられてる印象を受けました。
藏前神社
さて次に訪れたのは藏前神社。境内で大相撲(江戸相撲)の興行が行われ、かつての蔵前国技館とともに、いわば大相撲の聖地ともいえる場所であるという。
藏前神社は元禄6年(1693年)に創建。今までの神社があまりにも古くからあるため、最近に感じてしまうが、それでも300有余年前。アメリカの建国より古いというわけだ。
下谷(したや)神社
下谷神社は奈良時代に創建され、都内で最も古い「お稲荷様」ということです。
阿側の狛犬、物凄く鳩胸です。
天平2年(730年)創建、約1300年前になります!
矢先(やさき)稲荷神社
今日の最後は矢先稲荷神社。
古い水くみの手動ポンプ。型は違うけど、昔うちにもありました。
新しそうな狛犬。先ほどまでの強そうな筋肉質の狛犬と違って、なんか形も丸っこく、ゆるキャラみたいで可愛いです。
矢先稲荷神社、鳥居を撮るのを忘れてしまいました!
いやぁどこもかなり昔から代々続く神社でその歴史に圧倒されました。
まだまだ沢山ある台東区の神社。また次回も周ってみたいと思います。