鹿島神宮「天長祭」

鹿島神宮「天長祭」

撮影日 2022/2/23

紀元前6世紀に創建された茨城県に鎮座する神社『鹿島神宮』を訪ねました。
思い付いて行くことにした今日、偶然にも天皇陛下のお誕生日。
お誕生日を祈念する「天長祭」が行われました。
特別な「鹿島神宮」を見れたのも何かのご縁でしょうか。

自宅から約2時間半電車にゆられ、ようやく利根川や、霞ケ浦から伸びる水系が見えてきました。

まだ午前中早い時間。朝日が反射して輝いています。

西の一之鳥居

中央に赤い鳥居、見えるでしょうか。

鹿島神宮 西の一之鳥居です。今回時間が無く直接訪れる事が出来ないのですが、電車の窓から新神宮橋を挟んで微かに見えました。

駅に着き歩道を歩いていると、植え込みに霜柱が立ってました。5cmぐらいありました。

鹿島神宮大鳥居(二の鳥居)

駅から徒歩数分で鹿島神宮大鳥居(二の鳥居)が見えてきます。

着きました。自宅から約3時間!

鳥居の形状は「鹿島鳥居」と呼ばれる笠木(かさぎ)は反りが無く(直線)、貫(ぬけ)は柱を貫通しています。理屈はともかく、威厳を持った立派な形です。

参道脇には、いくつか末社も見えます。(熊野社、祝詞社、津東西社)

楼門

鹿島神宮 楼門(国指定重要文化財)が見えてきました。

桜門をくぐると、神職さんが見えます。「天長祭」が始まるようです。

神聖な雰囲気の中、始まりました。

鹿島神宮仮殿

祝詞が奏上されるのはこちらの鹿島神宮仮殿。

拝殿に向かいます。

鹿島神宮仮殿を正面から。

鹿島神宮 拝殿(国指定重要文化財)

こちらが拝殿です。拝殿内では君が代が雅楽演奏されていました。

中ではまだ儀式が行われています。

奥参道を進みます。

鹿島神宮鹿園

小鹿もいます。参拝客からエサをもらってました。

さざれ石

君が代の歌詞に出て来る「さざれ石」。
「さざれ石の巌となりて」は
「小さな石が集まって大きな岩となるように」の意味だそうです。

更に進みます。

まさに原生林といった感じ。歩いていると不思議な感覚になります。

熱田社

末社の熱田社。

武甕槌大神

残念ながら、鹿島神宮奥宮は改修工事の為見れませんでした。

その少し先にある「武甕槌大神(たけみかづちのかみ)」。

鹿島神宮要石(凹型)

武甕槌大神まで戻って来ました。

御手洗池

奥参道を挟み、反対側にあるのがこの「御手洗池」。

何とも幻想的、神秘的です。

写真奥が東方向で、日の光が一切当たらないのですが、不思議な光を見る事が出来ます。

大國社

お地蔵さんに朝日が当たり不思議な空間に。

大鳥居

先代の(御影石製)鳥居が東日本大震災により倒壊してしまい、新に再建された大鳥居。1,000年の耐久性があるそうです。

御手洗池のすぐとなりにある売店&食事処。
残念ながら時間が無いので、通過します。

参道を引き返します。

儀式があったので順序が逆になってしまいましたが、最後に参拝してきます。

高房社(鹿島神宮摂社)

先ほど冒頭でご紹介した鹿島神宮仮殿の前に鎮座する、高房社。

拝殿前左右には「大豊御竹」というこちらが奉納されていました。

稲荷大明神

桜門を出ると、稲荷大明神がありました。

雲ひとつ無い良いお天気。

電車の本数が少ないのと、乗り継ぎ接続が上手く合わず、短時間の参拝になってしまいました。

車窓から、筑波山が見えます。

初めての鹿島神宮参拝。
思い立ったのは前日。お休みだから以前から行きたいと思っていたここを選んだところ、偶然(と言うのもおかしいのですが)天皇陛下のお誕生日ということで、普段とは違うシーンに巡り会えました。遠いのでなかなか行けなかったのですが、行きたい!と思い切ったのでご利益がありました。

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