彌彦神社・弥彦山

燕三条~弥彦線で彌彦神社・弥彦山

(撮影日2019/8/27)

新潟の旅、二日目・最終日の今日は、燕三条駅から弥彦線という電車に乗って、弥彦という駅まで向かい、そこから彌彦神社に行ってみたいと思います。新幹線改札を出て彌彦線へ向かう通路に越後一宮「彌彦神社」の鳥居があります。後で写真にも出てきますが、1982年建立時は日本一の大鳥居だったそうで、高さが30m以上あるそうです。その大鳥居のミニチュア版が駅の中にもあります。(現在は3位だそうです)

燕三条駅」。

途中、越後線と交わる「吉田駅」。

弥彦線・矢作駅の少し手前にある「弥彦神社 大鳥居」。電車の本数が極端に少ないため、残念ながら下車して見にいくことはできませんでした。

終点の「弥彦駅」。ここから徒歩で神社に向かいます。

彌彦神社」に到着しました。

いきなり神秘的な空間。

彌彦神社 御神橋 玉ノ橋。

まだ30℃を超える暑さの中、鳥居をくぐった途端、ひんやりとした心地よい風が吹きました。

立派な手水舎。

こちらで頂いた御朱印。御朱印帳はまだ1冊目ですが、彌彦神社が最後のページになりました。

彌彦神社を出て送迎バスに乗ると、ケーブルカーで弥彦山山頂まで行けます。

弥彦山。標高634mってどっかで聞いたことがあると思ったら、スカイツリーと同じですね!

左中央にちっちゃく見える白い塔が、ケーブルカー山頂駅横にある、展望(パノラマ)タワー。そこからなかなり険しい山道を20分ほど登り、彌彦神社奥宮へ。

ようやく辿り着きました!「彌彦神社奥宮」。

眼下には越後平野が。天気は良かったんですが、少々モヤってます。

奥宮から戻り、汗が引くのを待っていると、なんとオニヤンマが!最初2匹で飛び回ってたうちの片方が、地面に降りてきて慌てて写真を撮っていると、近付いても全然逃げず。そっと指を出したらとまってくれました!出会えるだけでも珍しいのに、自分の指で写真が撮れるなんて大感激!終始口をもぐもぐさせて顔を動かし、何か話しかけられてるみたいでした。

しばらく「お喋り」した後、元気に空に向かって飛んでいきました。

ケーブルカーの女性に話したら、地元でもなかなかこのようなことは珍しいとのことでした。

彌彦神社の神様が歓迎してくれたのかもしれません。

これは「ヤナギハナガサ (柳花笠)」というそうです。ブラジルやアルゼンチンに分布しているとか。すごく可愛い花ですね。

ケーブルカーで山から戻り、再び彌彦神社。

なにかとっても神秘的な雰囲気を感じました。

先ほど紹介したオニヤンマ。「非常に珍しい!」と、写真を見せたケーブルカーのガイドのおねえさんも言ってました。そして、残念ながら動きが速くて写真は撮れなかったんですが、この彌彦神社の参道で、『ヒガシニホントカゲ』という、しっぽが鮮やかなブルーのトカゲを見ました。調べたらしっぽが青いのは幼体とのこと。普段見られない貴重な生き物を見ることができてとっても興奮です。

おなかが空いたので、最後に「農産物直売所 やひこ」に寄って、「豚の背あぶらうどん」を食べました。豚の背あぶらラーメンは燕三条のグルメらしいんですが、こちらはうどん版。全然しつこくなく、大きく刻んだ玉ねぎがサッパリとして、とっても美味しかった。

半日歩き回った弥彦巡りもこれでおしまい。2日間の新潟旅行なので短かいは短いんですが、あっという間でした。これで燕三条駅まで行き、新幹線で帰ります。

勝手な想像でもう少し涼しいと思っていたんですが、いい天気も手伝ってとにかく暑かった。それでも魚もお米も食べ物がものすごく美味しいし、いい景色が見られ、さらに不思議な体験も。思い付きの突撃旅行は大正解でした。あのオニヤンマちゃんは元気にしてるかなぁ。。。