台東区神社巡り Part3
撮影日 2021/5/22
どんよりとした空模様の中、先日に引き続き台東区の神社、鶯谷駅から三ノ輪駅付近にある神社を周ってみました。
元三島神社
JR鶯谷駅北口からほど近い「元三島神社」(もとみしまじんじゃ【三島さま】)。
鶯谷駅自体普段あまりご縁が無い場所ですが、商店街の並ぶ「上」に位置する鎮座740年余りの由緒ある神社。
手水舎から柄杓がきえちゃいましたねぇ。。
地形から、高台にあると言うわけでも無さそうな場所ですが、階段を上がった場所にある神社。「1階」部分には、駅前商店街が並んでいます。この不思議な構造も調べて見たいです。
駅前商店街にあるという雰囲気が、一切しない不思議な空間に変わります。
小野照崎神社
元三島神社から東方向に徒歩10分ほどの小野照崎神社。
852年(仁寿2年~1170年も前!)、小野篁(おのたかむら※)公が御東下の際に住まわれた上野照崎の地に創建され、寛永寺の建立とともに現在の地に遷されたとのこと。
※小野篁:国の中枢でその才を発揮した「学問の神」であり、漢詩、和歌、書道、絵画等、多彩なる感性で平安文化の大廈となり礎となった「芸能の神」、そして圧倒的な行動力と多彩な仕事を完遂するその手腕から「仕事の神」
小野照崎神社内に鎮座する「三峯神社・御嶽神社」。
三島神社(下谷)
小野照崎神社から徒歩で5分ほど北東方向にあります。
ここの手水舎にも柄杓がありません。その代わりに龍がお花で飾られていました。
狛犬は角を持って胸が張ってるタイプ。平安〜鎌倉時代の狛犬に多いタイプ。
5月下旬にかかるところですが、既に毎日のようにどんよりした空模様。
上野不忍池から隅田川までの地域に、何百年も前から鎮座する神社がかなり沢山あることがわかりました。創建してからずーっと我々を見ている神様は今の日本をどうご覧になっているんでしょうね。
この先何百年後もこの美しい日本が続くことを願います。